青い皿

45歳の告白

ワーママが仕事を辞めて半年が経ちました。

昨年12月から無職である。仕事していないことが恥ずかしいと感じる時もあったが、半年経って今思うのは、「あんなに一生懸命、時間と自分を使って、何をしようとしていたのか」ってこと。忙しさと、家庭との両立で、いつのまにか日々こなすことが目標になっていた。でも過ぎてしまった時間は二度とかえってこないことに気づくし、子供との平和な時間、丁寧な暮らし。これがどれほど人生を豊かにすることか。仕事は達成感や報酬を得ることで、やりがいにつながるが、幸福感や生活の質を上げてくれるものではない。日々の生活が安定してこそ、得られる達成感であり報酬なのである。

そして、この達成感や報酬は、時短勤務者にとっては得られにくいものとなっていく、時間とともに疲弊感しか残らなくなる。