青い皿

45歳の告白

三島由紀夫という人物

三島由紀夫という人間がなくなってから50年が経ったらしい。私が産まれる前に生きて死んだ人。ボディビルやゲイ?様々な活動をして生きて死んでいった人。

日本語の美しさ、切れの良さ、そして、横たわる死生観、美、日本というもの。すべてのものが彼の魅力で強く引き付けられた。

行動する作家。行動こそが何かを変える。珍しい人だよね。

中曽根さんもその当時、インタビューに答えている映像が残っていた、三島由紀夫の自殺を受けて「これで日本も戦争のあのいようの雰囲気がなくなったんだと思った」と語ってた。あーこの偉大な政治家が作った基礎の上に今、自分が立っているのかと思うと、中曽根さんのすごさ、怖さを感じるのです。

三島由紀夫という人間は、恵まれた人間であるとおも思った。恵まれたうえで、自分の好き勝手なことをやった人間。自分に陶酔していったのではと。肉体を鍛えることなど。そして、だれも到達しえない極地にたどり着いちゃったのかな。

非常に魅力的で、人を引き付ける人間である。

 

小説は、あまり好きではない。