青い皿

45歳の告白

2004年か2008年   猫について

両親が飼っていた猫を引き取った。2019年両親は他界した。その夏、家に一人ぼっちになった猫。 季節が一回回り、その後我が家に迎え入れた。

それが1年たった今、その命が消えようとしている。

我が家では1年しか持たなかった。ストレスもあったことだろう。

後悔や、あの時病院へ連れて行けばよかったのに等、悔やむ気持ちも出てくる。過去の決断に、自分の判断を誤りだったと思う。最善の選択は何だったのか?と己に問う。

私が、上京した後、母が知り合いの家から貰ってきた子猫だ。それがもう17,8年たった。両親が他界したときも、後悔の連続だった。私は自分の行動を正当化することが苦手なようだ。ただ、その時の状況、現状判断があったはずだ。そして、将来のことを、合理的に考えた結果だとはもうが、その現実に直面した時、私は脆い。

人間なんてそんなものだ、基本情緒的で、常に揺れ動いている。

そういうものなのだろうと思う。